筋老師の教え

螺旋族の老荘、筋老師の黙示録です。

ケトン体とグリコーゲンとプロテイン

なぜケトジェニックダイエット中も僅かなら糖質を摂取しても良いのか?

 

これは二次情報による個人的な推測です。

 

そもそも人体に糖質が全く必要無いのかと言われれば実はNO!なんです。

 

例えば赤血球はケトン体の受容体(ミトコンドリア)がなくて糖質が必要になります。

 

じゃあ糖質制限、ケトジェニックは危険かと言われればそんな事ないんですね

 

そもそもそういった代謝に必要な微量な糖質は糖新生といって体内で必要量を作る事が出来るんですね

 

過剰な糖質は血管を損傷したり、糖化(老化の原因の1つ)に繋がります。

 

なので糖質を制限することで、

炭水化物中毒による過剰に摂取していた糖質を必要最低限の量だけ自家製生する事で糖質による悪影響を最大限に抑えれるんですね

 

つまり人間は糖質がメインで活動するってよりも有害性のある過剰な糖質を先に消費して使う必要があるために脂質代謝よりも糖代謝が優先されているのかな?などと思っております。

 

その糖代謝と脂質代謝の切り替え(ケトーシスが維持される)糖質摂取量が1日糖質で0g〜130gになります。

 

かなりのふれ幅だと思います。

 

個人差、体質、各種基礎代謝等ではここまでの振れ幅はなかなか無いと思います。

 

ではその幅を決めるのは?

それは筋肉量によって決まります。

 

なぜか?

 

ケトジェニック、脂質代謝中も実は筋肉中の糖質、グリコーゲンの量は糖代謝の時と変わらないのです。

 

これが「筋肉博士」がケトジェニック中でもアスリート、トレーニーであればトレーニング中のドリンクとトレーニング後に糖質の摂取を推奨している理由ではないでしょうか?

 

そう一部のトレーニーによる

ケトジェニック中における筋力の低下はこの筋肉内の糖質量の減少によるものではないかと思っています。

 

結局はケトジェニック中であろうと瞬発的な力、筋肉を動かす多くの燃料は糖質だったのかもしれないですね

 

じゃあやっぱり糖質0はやばいのか?

 

そんな事はないです。

 

先程いった糖新生、糖質を作るシステムとはたんぱく質を分解して糖に変える事なのですが

 

この糖新生がケトジェニック中も肝臓内で稼働し続けているのです。

 

食事でたんぱく質を摂取していれば必要量の糖質は自家製生するそして、その糖新生代謝そのものにカロリーを使う

 

これが糖質を0に近づけるほど痩せやすくなる事の1つではないでしょうか?

 

しかし、トレーニーの皆様は筋肉量の減少を最大限に抑えたい

 

 

レーニングによるグリコーゲンの枯渇は筋肉の糖新生にもなりえる

 

そのためにケトジェニック中も正しい食事量とトレーニング中、後の糖質の摂取です。

 

著者は少ない筋肉量ながら正しい食事であればケトジェニック中にも、まったく筋力の低下はありません