筋老師の教え

螺旋族の老荘、筋老師の黙示録です。

筋肥大(漸進性の過負荷)

 

 

前回の引き続きです。

 

さて、筋肉を肥大されるタメにはスイッチを入れれば良いとしました。

 

ではなぜ多くの人はボリュームを求めるのでしょうか?

 

それは漸進性の過負荷です。

 

初心者の頃はどんどん伸びていた重量、そして激しい筋肉痛がありました。

 

しかし人間はストレス応答により筋肉は強くなり、以前と同じ重量ではストレスを感じなくなり筋肉痛もなくなります。

そのためにボリュームを増やすのです。

 

これは漸進性の過負荷という意味では正しいです。

 

前回より強いストレスを与えて、筋肉はストレス応答により発達を促しますがより大きなストレス、ダメージによりオーバーワークへとつながります。

 

漸進性の過負荷によりボリュームを増やしつづけると筋肥大のスイッチが入っても自分の回復力を超えるストレスを与える所まできてしまったら頭打ちになります。

 

そこで考案されたのがマンデルブロレーニングです。

 

ようはストレス、筋肉に筋肥大のスイッチを入ればよいのです。

 

ストレス応答によってどんどんとストレスを感じにくくなる筋肉に毎回新しい刺激を与える事で筋肉の慣れをさけ

自分の回復力を超えるような無茶をせずに筋肉にストレスを与える。

レーニング中級者以上に有効な手段です。

 

このトレーニングにより漸進性の過負荷による過剰なトレーニングボリュームをさけつつ、適切なストレスを筋肉に与え筋肉を肥大させる事が出来るのです。