筋老師の教え

螺旋族の老荘、筋老師の黙示録です。

筋肥大(二大派閥)

 

筋肥大のタメの私の考えを述べていこうと思います。

筋肉を発達させるトレーニングに必要な事とは?

 

山本信者の私は101理論を信じております。

そして他にも世間には山本義徳信者がいると思います。

 

とはいえです。

みな盲目的に信者になっているわけではないんですね

 

新興宗教の信者だろうが山本義徳信者だろうが用は教祖様からの言葉に再現性があって自分の体験と感情に落とし込めれば信者になると思うのです。

 

で話を戻します。

 

世の中にはだいたい大きく筋肥大の理論が二部されているように思います。

 

それは週間あたりのボリューム派とスイッチ派です。

 

私は101理論、スイッチ派ですのでボリューム派への批判的な内容になります。

 

山本先生の101理論はザックリと説明すると筋肥大は筋肉が発達するスイッチが入るだけの刺激を与えれば良い

ボリュームと筋肥大の相関関係はほぼ無いという考え方です。

あとは北島達也氏も101理論と一緒と述べていました。

 

そしてもう一つの筋肥大の理論は週間あたりのボリューム派です。

 

これは筋肥大のタメに必要なボリュームがあり

筋肉を維持するボリューム

筋肉が肥大するボリューム

やりすぎによるジャンクボリューム(オーバーワーク)

などという考え方です。

 

 

では一つずつ解説したいと思います。

 

まず筋肉が筋肥大、発達するメカニズムとは?

 

筋肉が発達するメカニズムはストレスに対する応答反応です。

 

人体がストレス(ダメージ)受けるとそれを修復し、さらに強化する。

 

手のひらがストレスを受けると皮膚が厚くなり強くなり豆になる。

 

これと同じ原理です。

 

ストレスが強すぎる豆が破れる(オーバーワーク)

 

つまり筋肉にストレスを与えるとそれに応じて筋肉が肥大する。

 

これがウェイトトレーニングの原理です。

 

この発達に必要なストレスを現在の筋力を100としたら101、ほんの少し上回れば筋肉は肥大するというのが101の理論

 

スイッチなので120も130も刺激を与える必要はありません

これが筋肥大へのスイッチという考え方です。

 

対して週間あたりのボリュームの考え方です。

週間あたりで筋肉肥大に必要なボリューム(セット数)を稼ぎこれが筋肉へのストレスとなって筋肉が肥大するというものです。

初心者の頃は少ないセット数や種目でも肥大成長していたがだんだん成長する事でボリューム不足にたるためにセット数を増やしてボリュームを稼ぐという事です。

 

その時に筋肉を維持するボリューム、成長するボリューム、多すぎるジャンクボリューム、回復しきらないボリューム(オーバーワーク)にならないよう適切なボリュームを作ろうという事です。

 

ここに既に違和感を覚えます。

人体の構造と筋肉が肥大するボリュームをなぜ週間あたりで計算するのかがわかりません

週間で導き出されるのは社会システムだけのはずです。

 

そしてボリュームという考え方です。

 

ウェイトをあげた回数がボリュームになり、それを何セット、掛け算したのが総ボリュームとなります。

 

しかしこのボリュームという考え方トレーニングをしている人なら違和感があるはずです。

 

まずアイソメトリクス、ウェイトを上げ下げしなくても持ち上げて維持するだでも筋肉は疲労(ストレス)する事

そしてチーティングやTUT(筋肉にストレスがかかっている時間)によって筋肉へのストレスは変わってきます。

 

週間あたりのボリュームで筋肉へのストレスを定義するのは色々とおかしいと思います。

 

次回は前進性の過負荷と101理論(マンデルブロ)について考察します。