筋老師の教え

螺旋族の老荘、筋老師の黙示録です。

人の使い方2.0

コントロール欲求の強いヤツなのどロクな人間がいない

 

個人の経験と研究結果としても出ている。

 

仕事を割り振るにあたってひとまずモラルを考えないようにする。

 

今現在私が担当している工事を私一人と中国人研修生二人で行っている。

 

責任の発生する仕事の進捗や精度が必要な所、材料や手順の段取りは私自身が行い

実際の作業はほとんど研修生にやらせている。

 

今まさに「サボり」ながらスマートホンでこの文章を書いているのだ。

 

再び言うがモラルや作業の進捗を上げて利益を最大限つとめるべきという事はいったん横に置いておく

 

横におけば今は「三方一両徳」が出来上がっている。

 

 

まずは確実に私は最小限の労働力で最大の対価を得ているといっても良い

私がそう思うのだから間違いない

 

 

研修生はどうか?

なにか疑問などが出る時だけ私に問いかけてくる。

わからなければ私が代わりに作業をしようとする「イイ!イイ!ダイジョブ!」と言われ携帯でも引き続き触っていてくれとジェスチャで訴えられる。

 

おそらく前任の者やその他の作業指示者よりも私は彼らにより良い労働環境を提供出来ていると言うふうに理解している。

 

 

あとは会社はどうか?

 

打ち合わせによる作業の納期、正しく安全な工事をおこなっている。

なにも悪い事などない、計画された通りだ。

 

 

しかしここで携帯をイジってサボってる私を誰かが発見すると話が変わってくる。

ここでモラル等が発生する。

余裕があるなら作業の進捗を伸ばせだの

 

その結果どんなに頑張ったとしても1.2〜1.1倍ほどしかスピードはあがらない

 

しかし怪我のリスクや作業の正確性などはそれに身合わぬリスクとして増大する。

 

ただひたすらに業務を進めるだけとは最大効率とは程遠いものではないだろうか?

 

自分のエゴとも言えるモラル、コントロール欲求は最も下劣な欲求ではないだろうか?