静のレジェンド
次はもう1人のレジェンドを紹介したい
静のレジェンドは動のレジェンドと年代は一緒で俺ぐらいの歳の子供がいる
まさに俺からしたら父親ぐらいの歳の差の人だ。
物腰が柔らかく精悍でありながら親しみやすが出ている。
そんなこの人から受けない印象はまさに「達人」だった。
なにの達人か
コミュニケーション能力の達人
監督との会話、内容
俺たちへの接し方
どれも嫌味がない
俺にとっては目を疑うような信じられない会話があった。
俺たち職人には毎日書かなければいけない日報の様な物がある
自分で書く
当たり前だ
それが仕事だ
それを監督に書かせていた。
強引に圧力で若い監督に書かせていた訳ではない
年配の役職ある監督に書かせていたのだ。
これは説明しようがない
理屈では説明出来ない巧妙な会話術でYESを引き出したのだ。
成果に着目して考えると
たかだか数10分の時間を獲得しただけかもしれない
しかしこの事を成し遂げる難易度を考えて欲しい
相手にとって利益のない事でも拒絶される事なくYESを引き出す
そしてレジェンドにとってそれはなにか特別な労力をさいたわけではない
その事をどんなに凄いのか考えて欲しい
そしてこれが出来るという事は他のいろんな場面で常に利益を最大化する事が出来ると言うことだ。
まさに達人
レジェンドたる所以を私は見た!